インターネットを用いた長唄三味線のお稽古
- オンラインレッスン(インターネットを通じたお稽古)の概要
- ご自宅にいながら、長唄三味線の唄(うた)のレッスン、三味線のレッスン、またはそれらの両方のレッスンが、インターネット通信にて実施可能です。お稽古場から遠い場所にお住まいの方でも、制約なくレッスンできるので非常に便利です。対面お稽古とオンラインお稽古の併用も可能です。無料体験実施中、ぜひお問い合わせくださいませ。
- 使用される通信システム
- オンラインレッスンには、Skype、ZOOM、Google Meet、YAMAHA SYNCROOMが用いられます。
- 必要となる通信機材・ソフトウェアについて
- YAMAHA SYNCROOMを使用する場合(←推奨)
◆YAMAHA社製SYNCOOM(無料)を用いると、遠隔地にいても、音声通信のタイムラグがほとんど発生しません。そのため、対面でのお稽古と同じように(インターネット経由で離れた場所にいても)同時演奏が可能です。ただし、YAMAHA SYNCROOMを使用するには、以下のような通信環境・デバイスを整える必要があります。
◆光ファイバー通信レベルの応答速度の高いインターネット環境が必須です。光ファイバー通信レベルのインターネット環境がご自宅にある場合は、ぜひ、当該SYNCROOMのご利用をご検討ください。(検索 →「Syncroom 使い方」。または→YAMAHA SYNCROOMの公式ウェブサイト 。
◆SYNCROOMをWindows PCあるいはApple Macで使用する場合は、オーディオインターフェースとヘッドセット(または独立したマイク、ヘッドフォン)が必要になります。Mac、Windows PCともに光ファイバー通信末端とはWi-Fi接続ではなくできる限り有線接続(イーサネット接続)が望ましいです。特にWindows PCに接続するオーディオインターフェースは、ASIO対応である必要があります。
◆【最も簡単な方法】SYNCROOMを光ファイバー通信にWi-Fi接続あるいは有線接続されたApple iPhone, iPadを使用するのが一番簡単です。その場合でも、イヤフォンまたはヘッドセットは必ず使用してください。AndroidスマホまたはAndroidタブレットでは、機種ごとに能力が異なるため、遅延の程度は機種能力に依存する可能性があります。スマホまたはタブレットでSYNCROOM音声通信が占有されるので、別途ビデオ通信用のデバイス(Mac、PC、タブレット末端など)をご用意いただき、お互いの姿が見られるようにすることが望ましいです。当該iPhone、iPad、Androidスマホ・タブレット使用の場合でも、光ファイバー型のインターネット回線への接続は必須です(一般の携帯電話回線では遅延が発生するため)。
Skype、ZOOM、Google Meeなどのその他通信ソフトを使用する場合
Skype、ZOOM、Google MeetなどのYAMAHA SYNCROOM以外のソフトを使用する場合は、スマートフォン、パソコンおよびヘッドセット(またはヘッドフォン、イヤフォン、マイク、)など、一般的なオンラインビデオ会議に必要な機材・インターネット通信速度があれば問題ありません。ただし、Skype、ZOOM、Google Meetではタイムラグが発生するため、同時演奏ができません。講師と生徒様が交互に演奏する形で進められます。 - オンラインレッスンに用いる楽器(三味線)のご用意について
- 【三味線のお稽古の場合】
対面式のレッスンとは異なり、オンラインレッスンでは、ご自身で長唄三味線専用の三味線をご用意いただく必要がございます。はじめから高価なものは必要ありません。初心者の方が予備知識なしで三味線を購入することは難しいので、購入を検討される場合は、ぜひ、講師にご相談ください。
【唄のお稽古の場合】
特に必要な楽器はございません。三味線をお持ちでない場合は、唄からレッスンをはじめて、慣れたら三味線のレッスンを始めてみるというのもよいかもしれません。